まずは、メリハリをつけて“食事タイム”を楽しくしましょう。
一緒に遊ぶ時間やお散歩が楽しい!と同じように、「大好きな飼い主さんからごはんをもらうのがうれしい!」
「食べるの大好き!」そんな風に愛犬に思ってもらえるといいですね。
そこで、愛犬の食事タイムを楽しくするには、例えば遊んでいたり自由にしていても、ご飯の時間になると「ごはんですよー」と声をかけて、マテの状態で「いただきます」、そして飼い主さんからの「はい、どうぞ」で食事を始めて「ごちそうさまでした」で終わるというリズムをつくるんです。
このちょっとしたやりとりが愛犬の生活にメリハリをつけ、大切なふれあいの時間となって食事タイムが楽しみのひとつになっていくんですよ。さらに、いつものフードも温めたりトッピングをしたり、少しの工夫でおいしさも愛情もアップ!ますます充実していきます。
また、好き嫌いのある子も、「これおいしいね」って声をかけていると食べることがあるんですが、それは飼い主さんが「おいしいね」っていうと愛犬もおいしく感じるようになったり、飼い主さんが喜んでくれるから食べようと思ったりするからなんです。だから、高齢犬になって食欲がなくなったときにも「おいしいね、おいしいね」って声をかけていると、食欲もないのに飼い主さんの気持ちに応えようとして食べたりする。それは食事タイムが大好きだったり、飼い主さんと犬のしっかりとした絆の証だと思うんです。
「おいしい!」の近道。愛犬の好み、ご存知ですか?
愛犬のために選んだフードだからおいしく食べてもらいたい。飼い主さんならそう思いますよね?そこで「おいしい」を見つけるヒント。愛犬の好きな食材は何か?逆に苦手なものは・・・?おいしそうに食べているかイヤイヤ食べているのか、毎日の食事タイムで愛犬の好きな味やにおいのもの、例えば、魚系が好きなのか肉系が好きなのかなど、好みがわかってきます。それがわかればフードを選ぶ際にも探しやすいですよ。
飼い主さんだからわかる、第六感を信じましょう!
与える量やフードの種類を選ぶ際にも、「太ったかな?」「痩せたかな?」「毛がパサパサしてきたな」など、一緒に暮らしている飼い主さんだからこそ感じる第六感を信じて、調整したり種類を変えたりしてあげればいいと思います。もちろん、与えるものは品質の良いものがいいですが「コレじゃなきゃダメ」とか思い込んだり、神経質になりすぎたりせずに、もっと自由に柔軟に、愛犬がおいしそうに楽しそうに食べている姿を想像しながら選んでみてはいかがでしょう。
*原材料や品質が確かなこと。
愛犬の健康な体をつくるものなので、使われている素材や品質は気にしたいもの。高ければいい、というものではありませんが、原材料などはチェックしましょう。
*愛犬の現在の年齢や犬種を考慮しましょう。
子犬期、成犬期、高齢期では必要な栄養素もカロリーなども変わりますので、年齢ステージは大切なポイントです。
アレルギーを持っているかどうか、体型は肥満気味なのか等、体質や体型などが判断材料になります。また、大型犬なのか、小型犬なのか消費カロリーが違ってくるのでよく確認しましょう。