クレートとトイレが置けて、
クレートと同じくらいの面積の
フリースペースのある広さがベスト。
カーテンをしていても、日光で熱された窓を伝わり温かい空気は室内に入ってきます。特に日が入りやすい南側の窓からは、最低1mは離してあげてほしいところ。また、壁にぺたりつけないほうが風が通ります。
狭いところに長時間居させると、暑くても逃げ場所がなくなってしまいます。特にクレートは熱がこもりやすいので注意が必要です。お部屋を自由にさせてあげられない場合は、十分な広さのサークルを用意。
暑くなったら涼めて、冷えすぎるなら風がよけられるようにしてあげてください。
お部屋を自由にさせる時は、事故防止のためゲートなどで安全対策を。
玄関だけは出ないようにしていますが、基本的に自由。涼しい場所が分かっているようで、午前中と夕方は玄関のタイルの上、日中は階段の下で寝ています。窓や戸を開けて風を通し、風の通り道をさえぎる物は置きません。
こすけ(MIX) 飼い主:内本さん
メインのハウスやサークルの他にも数ヵ所マットやベッドを置いてあげれば、愛犬が自分で涼しい場所を選んでくつろげるので、快適さがアップ♪
犬は寝起きに水を飲むことが多いので、寝床の近くに置いてあげるといいです。あとはのどが渇いたときすぐ飲めるように、お部屋に数ヵ所用意してあげてください。
「このお水、まずい!」と思ったら、飲んでくれないこともあります。温まってしまうと雑菌も増えやすくなるので、できるだけ涼しいところに置いて新鮮さを保って。
「お水飲んでくれない・・・」という場合は、愛犬がお水の存在に気づいてない可能性も。氷を入れることで気づきやすくなり、冷たさアップでよりおいしく♪
*氷の食べすぎ、冷水の飲み過ぎには注意してください。
室内の気温は、実は外気にとても影響されるんです。壁や窓が日光で温められ、その熱が伝わって室内が高温に・・・。
外からの熱気をブロックすることで、お部屋が温まりにくくなり、エアコンの温度設定が高めでも室内を涼しく保てます。
窓の外にすだれや植物を置くことで直射日光を遮り、また窓との間に空気の層をつくります。そうすることでお部屋が温まりにくくなり、エアコンの温度設定が高めでも室内を涼しく保てます。
ベランダに植木やすのこを置いて照り返しを防ぐだけでも、気温は変わります。
生い茂った庭木や、壁に立てかけた箒などを片付けることで風通しがよくなり、お部屋も涼しく。
直射に日光がすごい南側のベランダに、ゴーヤやヘチマを植えました。窓を開ければ風も通るし、カーテンと違って室内も明るくなるのでよかったですよ!
実を収穫するのも楽しかったです♪
はる(MIX)、オクト(チワワ) 飼い主:高橋さん
愛犬は「暑い」と感じたら涼しい場所を探そうとしますよね。
自由に涼める場所を用意してあげて、愛犬が自分で快適な環境を選べるのが理想です。
犬は体毛の薄いお腹を冷やして体温を下げます。
クールマットをいくつか置いてあげると、暑くなった時に、涼むことができます。
⇒クールマットはこちら
ペットボトルに水を入れて凍らせ、クレートなどの上に置いてあげれば、愛犬専用のクーラーの完成!冷えすぎ防止のため、自由に出入りできるようにしてあげて。
フローリングは直射日光が当たると熱々に。45℃近くまで上がることも!カーペットは中に空気の層があるため、温度に左右されにくいんです。
2頭いるので、温まらないよういくつか置いています。くつろぐ場所が違うので、ベッドの中、玄関から居間に入る所、冷蔵庫の前などに合計3~4枚くらい。車内でも座席に敷いています。
アル(ウェスティ)、セバスチャン(MIX)
飼い主:奥野さん
エアコンに頼りすぎていると、災害などの影響で停電になってしまった時、愛犬は暑い部屋にひとりぼっち・・・。
普段からエアコン以外の暑さ対策をあわせて行っておくことが、もしもの時の安心につながります。