2020年7/1(水)発刊予定です。
わかっているようでわかっていない!? 輸液療法の「なぜ」「何の」「どのくらい」「どんな」がわかる!
【輸液超入門】
これまで学ぶ機会の少なかった輸液療法を知る1冊
●輸液の基本を学ぶなら第1章で
●トラブルがあれば第2章で
●何をどのくらいの量か知りたいときは第3章で
●病態ごとに輸液管理を知りたいときは第4章で
●よくある質問とその答えは第5章で
本書は、動物看護専門誌「as」にて、2013年4月号~2015年9月号まで掲載していた連載「基礎から実践までしっかり理解 学ぼう!輸液療法」の内容に加筆・修正を加えてまとめたものです。
【第1章】輸液の目的と体液の基礎
①輸液を学ぶ前の心構え
②輸液剤の投与経路
③体液の基礎知識 ~水分編~
④体液の基礎知識 ~電解質編~
⑤体液の基礎知識 ~水の濃さの理解~
⑥体液の基礎知識 ~酸塩基平衡~
確認テスト
【第2章】機器・器具の扱い方&トラブルシューティング
①輸液ポンプ ~基本操作~
②輸液ポンプ ~アラームが鳴ったとき、どうする?~
③シリンジポンプ ~基本操作~
④シリンジポンプ ~アラームが鳴ったとき、どうする?~
⑤三方活栓
⑥中心静脈カテーテル
⑦留置針と翼状針(静脈注射準備の手技)
確認テスト
【第3章】輸液剤と輸液量の決定
①輸液の種類~晶質液~
②輸液の種類~膠質液、栄養輸液剤~
③輸液の種類~栄養輸液をもっと詳しく~
④輸液量の決め方~生体内の水の出入りを考える~
⑤輸液量の決め方~さまざまな事例における輸液量の決定~
確認テスト
【第4章】病態別の輸液管理の実践
①アシドーシス
②静脈炎
③血管外漏出
④肺水腫
⑤血糖管理
⑥輸液実施中の動物の援助
⑦急性期
確認テスト
【第5章】輸液に関する現場のお悩み解決
①慢性腎不全の猫の輸液Q&A
②食欲不振・嘔吐を示す犬の輸液Q&A
③熱中症の犬・猫の輸液Q&A
④輸液剤の種類に関するQ&A
⑤輸液ラインの種類に関するQ&A
⑥皮下補液に関するQ&A
確認テスト
【巻末付録】主な輸液剤一覧
著:佐野忠士
サイズ:A4版 並製本 216頁
獣医師も!看護師も!
ICUでの行動の優先順位「何をどのように管理すればよいか」がわかる!
【ICU管理超入門】
●ICUでの管理や対応方法について、豊富なイラストや写真でわかりやすく解説!管理方法や手順が明確になり、今までの方法の見直しもできます。
●救命処置の方法から、集中治療管理における具体的な管理項目や救急疾患・症候の治療と動物看護までの最新情報が満載!
●著者の二次診療施設で実際に行っている治療法が随所に盛り込まれているので、日々の診療にすぐに役立つこと間違いなし!
●動物看護専門誌「as」で2017年4月~2019年3月まで好評連載していた「はじめてのICU動物看護」をまとめたものをベースに加筆、修正し、獣医師向けにも最新のエビデンスに基づいた治療方針や治療方法を網羅した内容を掲載しています。
●動物病院スタッフ全体のレベルアップを目指して、チームで命を救うために備えておきたい必読書です!
【CONTENTS】
※マークは書籍化に伴い、雑誌連載時から新たに追加した項目です。
第1章 動物医療従事者としてすべきICUでの見極め
・そもそも動物医療でのICU管理って何だろう?
・ICUで治療・看護が必要な動物を選別する
第2章 救命処置
・「最初」に行うBLS(一次救命処置)
・「その次」に行うALS(二次救命処置):モニタリング
・「その次」に行うALS(二次救命処置):薬物投与と除細動
第3章 急性期の治療・動物看護のための管理項目
・自己心拍再開後のアルゴリズム
・呼吸機能の至適化
・循環機能の至適化
・神経保護
・水分管理
・輸血管理
・チューブ管理
・体位変換
・術後管理※
・体温管理※
・栄養管理※
・感染症対策※
第4章 救急の疾患・症候の治療と動物看護
・外傷の治療と動物看護
・肺水腫の治療と動物看護
・発作の治療と動物看護※
・急性腎不全の治療と動物看護※
・熱中症の治療と動物看護※
・中毒の治療と動物看護※
著 : 佐野忠士
出版:エデュワードプレス
仕様:A4判/208頁/オールカラー
発行年月日:2020年7月1日